ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU
世界の他の大都市と比較しても独特な感覚や文化、様々な経験が溢れる場所、それが東京だ。活気ある都市のリズムの中にオシャレでユニークな空間やコンテンツ、多様な食べ物が溢れる場所。今までの旅行先で、一番刺激的で懐かしさを感じる場所は東京ではなかっただろうか?そして東京旅行をする際、隙間時間を利用して近くの地域へ忙しく足を運ぶ人々もいる。なぜなら東京周辺の地域に足を運べば、日本が誇る自然の恵み、温泉に触れることができるからだ。感性を目覚めさせ、温泉で疲れを癒す完璧なスケジュール。しかし、旅行には時間に限りがある。特に旅行は早朝から深夜まで動き回っても常に時間が足りない。そんなタイトなスケジュールの中で日本の都市の文化や伝統旅館、温泉をすべて一度に体験することはできるだろうか?そんな完璧な東京旅行を夢見る人々の望みを叶えてくれるホテルが、東京の都心にある。ビジネスホテルが多い中心部に位置するモダンスタイルながら日本の情緒を持ち合わせた旅館、それがまさにONSEN RYOKAN 由縁 新宿だ。
MUJI HOTEL銀座やMUJI HOTEL中国、カンラ京都、アンテルームなど、国際的に活動の場を広げる日本のデザインスタジオ「UDS」の究極的な目標は地域の魅力を伝え、まちを楽しくすることだ。したがって、地域の魅力や建物の特徴を活かしながら、運営までそのコンセプトが継続するホテルづくりをしている。 ONSEN RYOKAN 由縁新宿もその一つだ。ビジネス目的の宿泊であれ観光目的の宿泊であれ、ただ単に寝るだけの場所としてではなく、どの都市でもその地域だけが提供する価値を経験してほしいという想いが込められている。そのような場所は私たちの価値観に新しい感性を与えてくれる。人が集まる場所には必ずコミュニティが生まれ、まちに溶け込んだ場所では、ほんのひとときの滞在でも住民の暮らしや生活に触れることができる。UDSはそんなコミュニティの場を提供し、都市に活力を吹き込んでいる。
ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU
旅行先で最適な場所はどこだろうか?普通に考えると観光地の中心地であり、様々な交通手段を利用しながら簡単にアクセスできる場所がいいはずだ。ONSEN RYOKAN 由縁新宿が位置するのは、東京の中心地ともいえる新宿です。ホテルからJR新宿駅まで徒歩15分、新宿御苑前駅まで徒歩7分、新宿三丁目駅まで徒歩8分でアクセスできるなど、各駅とも非常に近いことが分かる。また、新宿にあるので周辺は少々騒々しいだろうという予想も覆し、繁華街の中心からわずかに路地に入るだけでありながら非常に静かなのも魅力的だ。すぐ前にはコンビニがあり、深夜や早朝でも生活必需品や飲み物を手に入れることができる。
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stayfolio
ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU
建物の全体的とインテリアデザインがとても目を引きます。ONSEN RYOKAN 由縁 新宿のご紹介をお願いします。
由縁新宿は2019年の5月8日にオープンしました。オープンしてから2ヶ月ちょっと経ちましたね(インタビュー当時)。由縁は新宿の中心地、JR新宿駅から15分、最寄りの駅までは10分ほどの距離にあります。全193室あり、建物の最上階には温泉があります。
デザインのコンセプトを教えてください。
私たちは、都心にありながらも日本の伝統的な宿泊形態である旅館を作りたいと考えました。かつ東京には旅館がないため、外国の方も快適に滞在できるような現代的な旅館を目指しました。お客様にゆっくりとお寛ろぎ頂けるよう、伝統的でありながらも安らぎを感じられるスタイルを表現しようと考えました。そのため、由縁は東京内の旅館として快適なホテルであり、日本の伝統を感じることができる旅館でもあります。
入り口から建物の中に入ったとき、まるで別の場所のように感じられました。外観と内部のデザインが異なる理由は何でしょうか?
レストランがある方からは日本の伝統家屋のような雰囲気、そしてフロントロビーや客室ではモダンな一面を感じられる差別化されたデザインにしようと試みました。 なので第一印象はまるで伝統家屋のようですが、建物に入るとモダンなスタイルに変貌します。このようなやり方で、お客様は旅館の雰囲気を持ち合わせたモダンなホテルを満喫することができるのです。
由縁に滞在中、楽しめる体験は何ですか?
由縁に宿泊される方は18階にある温泉を利用することができます。東京には天然温泉がないので、私たちがそのような温泉の経験を提供したいと思っています。そしてホテルが東京の中心地なので、都心ならではの素晴らしい景色を楽しむこともできます。こういった点は由縁新宿でしか経験できないことですかね。
ONSEN RYOKAN 由縁新宿で宿泊客に体験してほしいことは何ですか?
現在のお客様の内訳を見ると、日本の方と外国の方がそれぞれ半分ずつです。元々旅館というのは比較的費用が高く、少し地方にあることが多く気軽に行くことも中々できません。そして旅館のほとんどは朝食や夕食を含むので、よりそういった傾向が高いかと思います。 そこで私たちはお客様がホテルで食事をとらない場合を考慮し、オプションとして選択ができるよう宿泊と食事を分けて運営しています。このような方法で、全体的にリーズナブルな価格でご利用して頂いています。
宿泊される方の傾向や特徴を教えてください。
やはり休日に訪れる方が多く、20%くらいは出張でいらっしゃる方です。東京に住んでらっしゃる方が1泊や2泊ほどで訪れることも多いです。 外国の方はほとんどがカップルや家族で訪れて4~5泊ほどされていきますね。
UDSならではの特別な運営理念はありますか。
些細なことに思われるかもしれませんが、私たちはホテルの雰囲気を少しずつ変えています。季節によって見ることのできる花も違いますし、ホテル周辺の雰囲気もその都度少しずつ変化をさせています。季節が変わると、部屋の雰囲気もわずかですが変えています。こういった小さな心配りが、由縁での経験をより特別なものにすると思っています。
地域の住民と旅行者が共生できる空間となるように日々努力をされていると伺っております。
例えば大きなお祭りなんかがあれば、由縁のスタッフも積極的に参加します。その他にも地域ツアーをしたり、周辺のお店やレストランを紹介したりもします。
東京の中心地、新宿を選ばれた理由が気になります。
旅館を作るのにとても特別な場所だと思いました。由縁ができる前ですと、旅館で泊まりたいと思うと少し遠くへ出かけなければなりませんでした。また、普段は東京のビジネスホテルなどを利用する方達がホテルのような快適さと旅行体験を同時に味わえるという大きな魅力を発信できると思いました。それらの理由から、東京に旅館スタイルのホテルをオープンすることを決めました。
企画や設計段階で大変だった点、苦労した点はあったでしょうか。
やはり旅館とモダンなスタイルを共存させる部分が大変でしたね。二つともそれぞれの良さがあるので、それをどのように調和させていくかがカギでした。例えば、旅館はベッドではなく敷き布団を敷くのが一般的ですが、多くの方にとってベッドほどの快適さはないかもしれません。しかしベッドを置いてしまうと、旅館らしさがなくなってしまいます。 折衷案として思いついたのがベッドを床に低く置き、日本の感じが漂うカバーを作り、お客様がリラックスしながら旅館を感じていただけるようにしました。 文化の違いから来る困難もあります。 たとえば、日本の温泉では普通服を着ないのですが、西洋のお客様はそれをよく知らずにプールみたいに水着を着るべきだと思うことがあります。
今後の計画が気になります。
現在は、お客様に新宿について学べるツアーを行っています。 これからも300年間現存してきた新宿の文化をお客様に体験していただけるよう、いろいろな方法で悩んでいます。
最後に伝えたいメッセージがありましたら。
日本を旅行するのに2-3日ほど時間的余裕がなければ国連に留まることをお勧めします。 ここでは温泉を楽しむこともできますし、タイトなスケジュールの中でも旅館を体験することもできます。 旅館はとても良い経験ですが、日本では主に田舎に行かなければ会えませんが、由縁ではこのような旅館と温泉を一緒に楽しむことができません。 由縁にぜひ来てください!
東京の都市風景の中に泊まるだけでも恍惚とした経験になるはずなのに、しかも主に日本の田舎に行ってこそ可能な伝統旅館と温泉を一度に体験できるなんて、東京のどのホテルと比べてもはるかに大きな利点だ。 何度言っても足りない最上階18階から新宿の夜景を見ながら楽しむ露天風呂、都心の中で旅館や温泉が楽しめるということは、何度言っても足りない温泉国連ホテル新宿の自慢話。 いくら長い旅行だとしても終わりがあるので時間的余裕はいつも足りない。 だから効率的に日本を旅行できる最高の選択であり、滞在ではないだろうか。 現代風の便利さと伝統的な趣が備わっているところで、色々と受けられる歓待。 季節ごとに少しずつ変わるルームの雰囲気と外観の造園。 約300年間現存してきた新宿の地域文化を宿泊客が体験できる様々なツアーを提供し、悩んでいる。 絶えず宿泊客の便宜と経験に悩む彼らの真心は、全空間で感じられる。 朝食空間であるカカゴゾのメニューには縦に書かれた日本語と横に書かれた英語が1ページに書かれている。 細心のところまで宿泊客の立場から悩んだ跡がメニューからも発見される。 様々なタイプの客室はそれぞれの長所と多様な面で魅力を持っているため、選択の幅も広い。
4 POINT OF VIEW
ORIGINALITY
都心と旅館、温泉を自然に結ぶ
都心の旅館、都心の温泉。 伝統旅館を現代的な解釈で溶かした空間とコンテンツ。 何度強調しても過言ではない温泉旅館ホテル新宿の中心theme。 それがすべてだ。 そうすることで完璧だ。 東京のど真ん中に一日の終わりに旅の疲れを癒せる日本伝統旅館と温泉なんて。 都心と伝統旅館を自然に結びつけ、日本の過去と今を境なく経験できる。
DESIGN
便利だけど冷たくなく、暖かいけど不便ではない
一度に2つのコンセプトを選択し、それを適当なだけ絞って溶かし、新しいものを作るという言葉のように容易ではない。 緻密な計算と完璧な事前調査および理解、解釈がなければ中途半端な結果が出るものだ。 日本の伝統旅館と現代のモダンさを一つに溶け込ませるという彼らのデザイン企画は、そのような過程と地域文化に対する高い理解のおかげで完璧に実現した。 多くの違いが溢れる現在にきちんと具現された差別化されたデザインは、利便性も感度も逃さなかった。 田舎旅館の情緒は空間全体のきめを担当し、それによるモダンな解釈は肌に響く。 境界のあごを繊細に削った努力のおかげだ。 便利だけど冷たくなく、暖かいけど不便にならないように。 都会のど真ん中にあるが、伝統旅館の経験がぎこちなくない努力の結実。
Hospitality
水の与える癒し
華やかでまぶしい都市風景は冷たいという印象を与える。 見知らぬ所に旅立った旅行はわくわくして不安だ。 ときめきは不安と同じ感情の上にある。 不安を鎮める温かくて健康的な温泉。 バランスよく健康な心身をゆっくり取り戻すことができる。 また、いつでも親切に迎えてくれる職員たちの歓待は「一人」という考えをしばらく忘れさせる。 混雑する中心地にあるため、道に迷う心配まで減らすことが。 しかし、静かな周辺環境のおかげで夜の時間はとても静かだ。 旅館と温泉の経験のおかげで体が暖かくなれば、体と心は一つだから心も一緒に暖かくなる。 楽になる。水が与える慰めがすごい。
PRICE
都心で享受する温泉
都市の溢れる多彩な見どころ、食べ物、やってみる価値などとは違うものを望むなら、都市ではなく自然あるいは田舎を選択しなければならないのが正しい。 東京の活気に満ちた街、速いリズム、素敵な人たちと感覚的な空間の中で勤勉な時間を過ごし、都心の真ん中のここに戻ると瞬間東京ではなく全く違う地域に留まるような印象と感動を受ける。 都会で出会う伝統旅館と温泉だなんて。 テーマもコストパフォーマンスもコスパも素晴らしいホテルであることは明らかだ。
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PHOTO BY Byeong-geun Lee, ONSEN RYOKAN YUEN SHINJUKU |