Anok心休まる済州を思い描いて
3, Jinjil-gil, Hallim-eup, Jeju-si, Jeju-do, Republic of Korea

¥42,622 ~ ¥53,278

4 to 4 定員 / 1 客室
チェックイン 16:00 / チェックアウト 11:00
  • 調理
  • 半身浴 (浴槽·風呂·檜)
石、水、火、そして香りと過ごす休息
済州の西の海、そして冷たい風と荒波から長い年月防ぎ続けてきた石造りの家屋が存在する。「Anok」は温もりに包まれたような安らぎがあるという済州の方言「anokhada」という言葉からインスピレーションを得て設計された空間は、済州の石造りの原型や材料が持つ質感、歳月に最大限フォーカスしながら粗さ、素朴さ、温もりを表現している。既存の石壁、垂木、古材を活用することで本来の質感や雰囲気を形成し、黄土を利用した土壁、石を活用した済州らしい庭園、古材を活用したラウンジ、自然石で作った浴槽の配置が特徴的だ。

外から見ると、内部の構造を簡単に想像できない秘密の空間のような印象を受ける。しかし内部に入ると快適な2軒の石屋を目にすることができる。2つの空間はそれぞれ異なる魅力を持っており、滞在中に多彩な時間を過ごすことができる。スパ棟には、寝室とともに自然石で作られた室内浴槽があり、正面には外の庭園の景色を楽しめる大きな窓が設置されている。もう一つの棟には寝室と小さなダイニングスペースが存在する。4名でも十分に座れるサイズのテーブルが中央に位置し、近くにはコーヒータイムを彩るレコードプレーヤー、エタノールストーブが用意されている。石垣と石垣の間に作られた大小の庭園は、済州の自然植生と済州石を活用して作られた。室内の至る所に窓が設けられているため、いつでも庭園に目を向けて済州の自然を満喫することができる。

Anokで過ごす時間は石、水、火、そして香りで満たされている。サウナで疲れを癒すときは、Anokのためにデザインされた江華絹製バスローブとタオルが湯船での時間を更に心地よくする。内部に設けられたエタノール火鉢は火の温もりと暖かさを伝え、レコードのサウンドは一緒に旅行に来た人々との幸せな思い出を生み出す。そして、このステイにふさわしいグランハンドのランバージャックの香りや備え付けられたスペシャルティコーヒー豆の香りは、休息の時間を更に濃密で特別なものとしてくれるはずだ。悠久の歴史のあるこの場所は、外の世界とは少し違った、ここだけの時間が流れている。不器用なようでいて素朴で温かく、繊細な済州の安らぎを体感してみてはいかがだろうか。

Edited by STAYFOLIO
Designed by Z_Lab
Photo by ANOK
Anok