Azumi Setoda家庭的なおもてなしを感じる新しい旅行体験
269 Setoda Setodacho, Onomichi, Hiroshima, Japan

¥105,636 ~ ¥126,636

1 to 4 定員 / 4 客室
チェックイン 16:00 / チェックアウト 12:00
  • 朝食
  • プロジェクター or TV
「また訪れたい」ではなく「帰ってきたい」場所
海沿いの港町である瀬戸田という町に世界最高峰のラグジュアリーホテル「アマンリゾーツ」創業者のエイドリアンゼッカ氏が手がけた「Azumi setoda」がある。建物は日本の明治時代に大切なゲストを迎え入れる場として建てられた豪商の屋敷をリノベーションしたものだ。従来の堂々とした趣や伝統を最大限生かしながら、まるで邸宅に招かれてれているような心遣いを現代的に表現した日本家屋となっている。ラグジュアリーさを追求するのではなく、家庭的なおもてなしの心とその土地に思いを馳せる体験をしてほしいというゼッカ氏の想いが形になった「Azumi setoda」でのステイを通して、新しいスタイルでの旅の楽しみ方を知る体験をしてみてほしい。

建物全体に木や石、土といった自然の素材があり瀬戸田ならではの日光や潮風が入り込むように設計された。洗練された空間でありつつも、障子や中庭は屋敷本来の建築様式を残しており伝統的な日本建築の美しさを体感できる。「いずれの空間は内であり外である」という考えからダイニングやラウンジなど、どの空間においても異なる雰囲気を与えるための垣根がある。この大きな垣根によってゲストのプライベートを守り、お落ち着きと静けさを生み、風と光を取り入れることができる。そして中庭に沿った二階建ての建物にヒノキの香りが漂う4タイプの客室が用意されている。一本一本の庭の木や石にまで気を配り、ヒノキの床や浴槽など、木と調和された日本家屋の醍醐味を感じることができる。シンプルで上質感を感じ、どこにいても居心地のいい空間で心を落ち着かせる贅沢な滞在を楽しんでほしい。

お食事は繊細なおもてなしをうまく表現し、珍しい造りでできた「Azumi Setodaダイニング」で楽しむことができる。日本の一般的な旅館で会席料理ではなく、かつてこの屋敷にゲストを招いたときに振る舞った家庭料理や宴会の料理を魚介類や柑橘類、瀬戸田の旬の食材を使って表現している。古くから瀬戸田が海上交易の要所であったことから、 アジアやペルシャを感じさせるハーブやスパイスを取り入れているのも特徴の一つだ。そして「Azumi Setoda」の向かいに立つ銭湯「yubune」だ。銭湯とサウナ、ラウンジがある「yubune」は、旅行者だけでなく地元の方達も利用できるため、日頃の疲れを癒すと共に双方の交流の場にもなっている。瀬戸田の魅力を理解している者同士の不思議な空間は、客室のお風呂では経験できない旅の思い出をくれるはずだ。他にもサイクリングツアーや魚釣りツアー、サンセットクルーズなど瀬戸田の魅力を存分に満喫できる様々なアクティビティが準備されている。人が暮らしていた面影を残す建物と、地域の暮らしに溶け込んだ Azumi Seodaでの滞在は「また訪れたい」というよりも「帰ってきたい」という言葉が似合っている。

Edited by STAYFOLIO
Designed by Azumi Setoda
Image © Hiroshi Abe, Tomohiro Sakashita, Yuna Yagi, Max Houtgazeger
Azumi Setoda