くろしお想自分らしく旅をデザインできる秘密の空間
和歌山県西牟婁郡白浜町1155

¥39,064 ~ ¥51,273

1 to 4 定員 / 5 客室
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
    心で美しさの本質を感じるステイ
    和歌山県南紀白浜の小高い丘の上に、2023年1月まで料理旅館として営業していた建物をリニューアルし、2023年7月に温泉宿として新たに生まれ変わった〈くろしお想(KUROSHIO SOU)〉がある。くろしお想が提案したい本当の良い旅とは何か。それは、満開の花・満月の月といったきらびやかな瞬間だけではなく、鑑賞してみればみるほど味わい深い本物の美しさ“authentic(オーセンティック)”という答えにたどり着いたという。そして、和歌山の素材の美しさ、自然の豊潤さ、光の柔らかさ。旅を通して味わう世界はすべてが新しく、でもどこか白浜の景色は懐かしく、“inspiration(インスピレーション)”が沸き、“mindful(マインドフル)”な旅を過ごせる宿を作った。そんなくろしお想は『徒然草』の第137段からくみ取る「心で美しさの本質を感じる」という想いからインスピレーションを得ている。また「Writing(書くこと)」をテーマに、自分自身と向き合い、あるいは大切な誰かへ徒然なるままに想いをしたためたくなるような仕掛けが随所に用意されているのも特徴だ。白浜ならではの美食と温泉を心ゆくまで堪能し、時に、雄大な景色を眺めながら手紙や詩をしたためる。日常では体験できない、身も心も解きほぐす贅沢な時間を過ごしてみてほしい。

    館内や客室は和歌山で作られた工芸品やインテリア、紀州材を随所に取り入れた和モダンな空間となっており、和歌山県の魅力を感じながら癒しと安らぎの時間を過ごすことができる。 天井高を抑えた落ち着きのあるエントランスとは対照的な明るく開放的なロビーには、和歌山県内の土の中から掘り起こした樹齢約100年の杉の木で作ったベンチやテーブルなどのインテリアが存在感を放っており、外のテラス越しに白浜の街並みと海が広がっている。雄大な景色を眺めながらライブラリーで選んだ本を読むなど、ゲストが思い思いに過ごせるように様々なくつろぎスペースを用意している。太陽の光が溢れる爽やかな印象の日中とは異なり、夜は照明の光があたたかな雰囲気を演出している。メディテーションを意識した客室はガーデンビュースタンダードルームと半露天風呂付きのコーナージュニアスイートルームがあり、木材、竹、土壁といった素朴な素材がシンプルなインテリアに温かみを与えている。 窓の外へと視線を移すと、風に揺れる木々の濃い緑、重なり合う稜線の美しさに気づく。白い砂浜と海だけではなく、自然美あふれる風景も日常を忘れさせてくれる。

    食事は、竹と木を基調とする清々しいレストランで楽しむことができる。食べて健やかになる“mindful”、現代的なアレンジを加えつつもあくまで“authentic”で削ぎ落した日本料理、器にもこだわりシンプルモダンに美しく“inspiration”を呼び起こすという宿のコンセプトを軸に、和歌山の郷土料理をベースに現代語訳した日本料理をテーマとした春夏秋冬四季折々の味覚を味わうことができる。また、日本三古泉のひとつである「南紀白浜温泉」の源泉掛け流し温泉を楽しめるのもくろしお想の大きな魅力だ。信楽焼浴槽を使用した半露天風呂の大浴場と、日本の伝統美を感じることができる檜浴槽の貸切風呂が用意されている。 内湯に浸かると、湯面越しに自然の石と白砂で構成された近景、緑溢れる庭園の中景、そして遠景の白浜の田辺湾までを一つの絵画のように眺めることができる。半露天風呂では、格子越しに自然の風を感じ、緑豊かなお庭を望むことができる。木に囲まれた温もりのある貸切風呂は前庭の簾を通して注ぎ込む光や風が心地よく、静かで安らかなプライベート空間で温泉を楽しむことができる。そんな和歌山の自然の豊潤さや素材の美しさ、そして郷土料理の味覚を存分に楽しめるくろしお想で、ゆったりとしたひとときを過ごしてみるのはいかがだろうか。

    Edited by STAYFOLIO
    Designed by Kuroshio sou
    Image © Kuroshio sou
    KUROSHIO SOU