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MALDA Kyotoババグーリの世界観と哲学を体感する
京都市中京区堺町通御池下る丸木材木町684
¥43,636 ~ ¥57,273
1 to 3 定員 / 3 客室
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
選りすぐりを取り入れた京都ステイ
2018年に京都の中心部・烏丸御池駅より徒歩およそ5分、都市に在りながらも清涼な静寂を感じられる「MALDA kyoto」がオープンした。洗練されたカフェを併設したMALDA kyotoは、ドイツ人のファッションデザイナーであるヨーガン・レールによって誕生したライフスタイルブランド「ババグーリ」の美意識と世界観が凝縮されたホテルだ。ヨーガン・レールは、選び抜いた天然素材を使って丁寧な手仕事から生み出された生活雑貨なども数多く手がけたことで知られている。そして2006年に洋服、テーブルウェア、ハウスウェア、家具からボディケア用品や茶葉などまで、多岐にわたるアイテムなど、生活をストレスなく整えてくれるブランド「ババグーリ」を誕生させた。そんなヨーガンレールの独自の生活哲学が織り成すババグーリのコンテンツに感銘を受けた建築家・藤本氏をはじめとするMALDAチームが、食や生活道具、空間やサービスを体感して頂くことをひとつのきっかけとしてゲストご自身の暮らし方を見つめ直すための“気付き”を得られる場を設けたい、という想いからMALDA kyotoは始まった。ヨーガンレールが好んで用いる素材「マルダシルク」がある。その黄金色の繭から名付けたマルダ京都で体感できるのは、 丁寧に紡がれる糸のようにしなやかで、全てがシンプルでありながらも人・物・環境などと真摯に向き合って生み出されてきた衣食住のコンテンツたちだ。真摯かつ丁寧に生きていくための方法を探求してきたババグーリの「生活哲学」を、五感で堪能してみてほしい。
ホテルは「ババグーリ京都」の向かいに立つ築48年のビルをリノベーションしたもので、内装と運営は建築家・藤本氏とリノベーション集団〈coto〉が手掛けている。1階がカフェ、2〜4階の各フロアに1部屋ずつの贅沢なプライベート空間で構成されている。3つの客室はそれぞれレッド、ブルー、グレーというテーマカラーを設け、左官の壁の色に呼応するようにインドの手縫いアップリケのベッドカバーや小物も少しずつデザインが異なり、空間の個性を楽しむことができる。全部屋にツインベッド・デイベッド・ダイニング・キッチン・バスタブ・トイレを備えており、その全てがババグーリの商品を含む厳選したインテリアで彩られている。 客室内は、朝の光を浴びる南側の大きな窓、マルダオリジナルのキッチンや家具、素足で歩いても心地よい石の床、足元からやさしく温めてくれる床暖房、ゆったり過ごせるバスルームなど、すべて日常の雑念や雑事から解放され、自分に向き合う時間をゆっくりと過ごすことができるようにと考えられた空間だ。他にもインドのミルコットンカーディで仕立てたルームウエアも用意されており、五感すべてに優しくて心地いいものばかりが集められ、心からリラックスした時間を過ごすことができる。
MALDA kyotoでは、ババグーリのベッドカバーや部屋着、タオル、カップ、そして天然原料が主成分のシャンプー・リンスなどのアメニティまでババグーリブランドで統一されており、その世界観が快適性を高めてくれる。そして気に入ったものは宿の前にある「ババグーリ京都」で購入することができる。イエローグリーンの壁が開放的な空間を演出する「カフェ・マルダ」では、砂糖・卵・乳製品不使用の『ババグーリ』の焼き菓子を販売している。マフィンやクッキーは毎朝焼きたてが用意されており、お茶やワインとともに楽しむことができる。焼き菓子同様、砂糖・卵・乳製品不使用で作られる季節のデザートはイートイン限定なので、ぜひ店で味わってほしい。ランチタイムにはババグーリの社員食堂から受け継いだレシピをもとにした特製のベジタリアンカレーを提供している。季節の野菜を煮込んだカレーとレンズ豆のカレーをブレンドした体にやさしいカレーだ。またカフェで使用しているハーブティや食材などの販売もしており、おみやげに喜ばれるものがそろっている。朝食は京都近郊で採れた有機野菜や、石垣島のヨーガンレール農場から届く旬の野菜や果物を使用した料理を朝日が差し込む静かな部屋で食べることができる。シンプルでありながらも上質なものに囲まれて過ごせるMALDA kyotoで、衣食住に向き合い、暮らしのなかに選りすぐりのものを取り入れることの豊かさに心身が満たされる京都ステイを楽しんでほしい。
Edited by STAYFOLIO
Designed by MALDA kyoto
Image © MALDA kyoto