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PODO HOTEL済州・中山間地域に溶け込むステイ
863, Sallongnam-ro, Andeok-myeon, Seogwipo-si, Jeju-do, Republic of Korea
¥53,661 ~ ¥159,075
2 to 8 定員 / 5 客室
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
- 朝食
- プロジェクター or TV
- 半身浴 (浴槽·風呂·檜)
済州の四季を存分に感じる場所
済州の中山間地域は、漢拏山に沿ってオルム(寄生火山)が多く分布している高地となっている。そして美しい自然を保ちつつも激しい気候の変化や荒々しい地形が特徴的だ。そんな神秘的な雰囲気に包まれたこの場所にPODO HOTELは位置する。建築家の伊丹潤は、済州のオルムと伝統的な藁葺き屋根の家をテーマに済州の自然の中に溶け込み、共に呼吸するような空間を目指して設計した。PODO HOTELは2001年のオープン以来約20年間、壮大な自然の中で静かに佇み、昔と変わらない姿でゲストを歓迎する。
PODO HOTELの客室には5つのタイプがある。大きく韓室と洋室、プレジデンシャル、ロイヤルスイート、デラックスに分かれている。韓国伝統家屋の特徴を活かし、垂木、黄土、韓紙、オンドルなど、伝統的な素材や工法を用いて居心地良く過ごせるよう構成されている。大きな魅力の一つとして樹齢300年以上の最高級檜風呂が備え付けられており、さらに特別な体験を提供してくれる。洋室には高級木材を活用し、韓室とはまた一味違った魅力を感じられ、檜風呂ではなく大理石の浴槽が用意されているのも特徴的だ。全客室にて霰石の成分を含んだ温泉水が流れているため、日々の疲れをゆったりと癒してみてほしい。
PODO HOTELには視覚を楽しませる様々なアイデアが散りばめられている。客室へ向かう廊下から中央のカスケード、本来の地形を人工的に変えずそのまま生かした空間設計や玄武岩などを活用したデザイン、空間の随所に溶け込んだ古家具や芸術作品まで。また、済州のアーティストの作品を持続的に紹介しているPODO Galleryは、自然と共に過ごす「休」の体験を提供している。このような季節ごとの植物により変化を重ねるカスケードのように、PODO HOTELに存在する全ての空間が私たちをもてなしてくれる。
Edited by STAYFOLIO
Architect by Dongryong Yoo (Itami Jun)
Photo by Kihun Park(@arc_factory)