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Totu Seoulゆっくりと積み重ねてゆく経験と時間
1F, 22, Duteopbawi-ro 37-gil, Yongsan-gu, Seoul
¥20,015 ~ ¥25,282
1 to 3 定員 / 1 客室
チェックイン 15:00 / チェックアウト 11:00
自分のペースを見つける空間
「Totu」という名称は、フランス語で亀を意味する「Tortue」からインスピレーションを受けており、亀のようにのんびりと空間を楽しんでほしいという想いが込められている。ホストは空間の持つ力は視覚効果よりもその空間の中に存在し、積み上げてきた一人一人の経験と時間にあると考え、誰にも邪魔されることなくリラックスできる空間を作ろうとした。コーヒーを味わいながら音楽を流して読書をしたり、ソファーにもたれて外からの日差しを感じる。そして夜には窓から吹き抜ける風を感じながら友達とワインを飲む。どれも日常で感じられる些細な楽しみだ。「Totu Seoul」は、人々が幸せなひとときを過ごせるよう工夫が凝らされている。
ここはミシンの工場として使われていた築50年以上の建物をリノベーションしたものだ。無理に新しくするのではなく構造をそのまま活用したもので、窓も全て再活用した。ヴィラ型の建物の内部はリビングルーム、キッチン、寝室、化粧室、シャワールーム、そしてテラスで構成されている。快適さを提供するべく家具は全てニュートラルトーンで、高さを低くし直線状のデザインで製作されている。風に揺れる木の葉を見ながら、CDプレーヤーから流れる音楽とともに読書に耽けてみよう。リビングの隣にある小さなテラスに腰掛けて、ゆっくりとした時間の流れを感じてみるのもいいだろう。キッチンで簡単な料理もできる。また、ここの特徴の一つが「ゼロウェイスト」な運営を積極的に実践していることだ。案内文や紙類の全てに再生紙を使用し、固体歯磨き粉と自然素材のたわしを提供している。洗剤とシャワー用品は、ステイ周辺のゼロウェイストショップで補充している。
「Totu Seoul」はソウル・龍山区のフアム洞(厚岩)にある。散歩をしてみると温もりある情緒が残る「下町」を感じられる。厚岩洞の路地に沿って歩いてみると様々なカフェやバー、独立書店が点在しており、色々な楽しみの中から今日の気分に合った空間を探すのも一つの楽しみだ。皆がせわしく動くソウルの中で、自分だけのストーリーを紡いでいく空間がある。厚岩洞のTotu Seoulで、日々の効率を求めるような一日から抜け出し、それぞれのペースに合ったゆったりとリラックスできる時間を過ごしてほしい。
Edited by STAYFOLIO
Designed by Totu-Seoul
Photo by ses