クリエイターのための感性充電所
ZERO PLACEのネーミングは「0に戻る場所」という意味から始まった。創造的な仕事をする人々をクリエイター(creator)と定義し、情熱を燃やす彼らのための憩いの場を作ろうという目的からすべての過程が始まった。もともと主人が20年以上直接育ててきた庭園が魅力的だったので、建物にとって余分なものは減らし、歳月が残した時間の痕跡だけをそのまま表現しようとした。1haを超える土地にもかかわらず客室を5つに限定して1階をカフェとして活用するなど、名前が持つ意味そのまま空虚の美学を盛り込んだ。
「minimal&vintage」という大きなテーマの中で、まるでデザインをしていないように見えるデザインを追求し、作為的な試みを最大限に抑え、外観はタイルだけを取り除きありのままの過去のイメージを維持した。窓は自然に対する開放感を感じられるようにし、低い家具と平床型のベッド、そしてオープンバスは自然をより身近に感じられるように配置した。ZERO PLACEの家具や小物は、クリエイティブな国内デザイナーとのコラボレーションを通じて完成した。なお、現在も優れたクリエイターを発掘し、協業を続けている。
ZERO PLACEの主な顧客は、50%以上が創造的な仕事をする人々、いわゆるクリエイターだ。彼らは絵や写真、文章を通じてその場の記憶を残す。最近ではセルフウェディング、ブライダルシャワー、結婚記念日など、特別な記念日に訪れる人も多くなっている。ZERO PLACEを訪れる理由は様々だが、旅行を通じて得た感性は多様な経路で共有されている。
Designed by Z_Lab
Photo by Gihoon Park (@arc_factory)